北高上緑地.愛

里山は、多くの命の居場所になっています。市中心部に位置する貴重な里山・北高上緑地。一部エリアとはいえ、そこを宅地開発しようという計画には賛同できません。次世代に〝あるがままの自然〟を引き継いでいきたいと思います。

■「北高上緑地問題」を紹介する記事が中日新聞朝刊に掲載されました。

 中部電力パワーグリッド社(中部電力が100%出資する送電部門の完全子会社)が日進市の里山・北高上緑地内に所有する土地(日進市に無償貸与中)を売却し、跡地が宅地として開発されるのではないかとされている問題を報ずる記事が4日付の中日新聞朝刊なごや東版に掲載されました。

 この問題で「北高上緑地を愛する市民の会」は9月25日、「〝開発〟されれば多くの樹木が伐採されるなど、さまざまな問題、影響が出る。これまで通り同社が所有地を市に無償貸与する契約を継続するよう、市は同社に強く要請してほしい」という市長宛ての要望書を提出しています。

 この日の記事は、「里山を次代に 住民動く」という見出しで、こうした経緯や、同緑地を長年にわたって整備・保全してきた市民グループ「日進里山リーダー会」も同様の要望書を日進市に提出していることなどを報じています。

 「北高上緑地を愛する市民の会」は今後、同社宛てにも現状維持などを求める要望書を提出するほか、「緑(自然)の保全」を市や同社に求める署名を集める活動も始める予定です。
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